サプリメント『活用の極意』!

 

クエン酸の食品成分名
クエン酸(citric acid)
クエン酸の食品成分の語意・呼び方・名前の由来
有機酸の一つ。
クエンはもともと中国語で「枸櫞」と書きます。
柑橘類「シトロン」の漢名です。
英語ではcitric acidですから、英語も日本語も語源は同じです。
クエン酸の食品成分の解説
クエン酸は1784年にレモン汁から発見された爽快な酸味をもつ酸です。 レモンやライムなどの柑橘類の果汁に、比較的多くのクエン酸が含まれて います。
大きめのレモン1個には約4g、梅干し1個には1g含まれていますが、 他にも、桃、梅、パイナップル、イチゴ、メロン、西洋梨、キウィなどの 果実に多く含まれています。

日本では昔から、健康食として、また疲労を回復し、病気を防ぐものとし て、柑橘類に含まれるクエン酸を利用してきました。
また、肉体的な疲労ばかりでなく、神経疲労にも有効とされています。
筋肉中に乳酸がたまり、筋肉をかたくすることが原因とされる肩こりや首 筋のこり、筋肉痛の改善にも役立ちます。
さらに、唾液や胃液の分泌を促して食欲を増進させたり、肝臓の機能を高 めて肝臓病を予防、改善する効果なども期待できます。

クエン酸はさらさらした白色の結晶性の粉末です。
最高に美味しい酸味で、ほのかな甘味もあります。
一方、よく料理に利用する食酢。一口に食酢といっても、種類がいろいろ ありますが、主成分として4〜5%の酢酸が含まれています。
酢酸は体内に入るとクエン酸になって働きます。 したがって、食酢もクエン酸も体内では同じ働きをするものです。

もちろん、毒性、副作用はまったくありません。
FAO/WHO合同食品添加物専門委員会においてクエン酸の安全評価が行われ、 安全性に問題はないと報告されています。


■クエン酸の効果があると思われるもの

疲労回復/精神安定/食欲増進/肩こり/筋肉痛/肝臓病/ストレス/ 利尿作用

  ■クエン酸が含まれる食品例

ローズヒップ /みかん/杏/レモン/キウイ/梅干(梅)/酢/すもも
 
胃痛時に酸味の強いものを摂取すると症状が悪化することがありますので、 豚肉、牛乳といったビタミンB群の豊富な食品などをクエン酸と組み合わせ てバランスよく摂取するとよいでょう。
クエン酸の食品成分の類義語・反意語・同義語等
クエン酸の食品成分とサプリメントとの関連性について
代謝アップ、ダイエット、アンチエイジングなどを目的とする健康食品 として、粒・顆粒・粉末・飲料タイプのサプリメントが市販されています。
ダイエット効果については期待できないという検証結果も出ていますが、 血流改善作用、免疫力強化などの効果は期待できそうです。
クエン酸の食品成分と健康・病気等との関連性について
食べたものは体の中に入ると、糖質のでんぷんは、グリセロリン酸、焦性 ブドウ酸に分解され、 タンパク質アラニン、 アスパラギン酸、 グルタミン酸に、 脂肪は グリセリン からグリセロリン酸、 脂肪酸に分解されます。
そして、クエン酸サイクルに送り込まれます。

その仕組みは、丁度、中華料理店で、回転式の円卓に大皿に盛った料理が 出され、円卓の回りに座った8人のお客が、大皿を順繰りに回して銘々の 小皿に料理を取り分けて食べるのに似ています。

実際のクエン酸サイクルでは、オキザロ酢酸というお客の前で少なくなっ た大皿には、常に、焦性ブドウ酸(ピルビン酸)、アスパラギン酸、 脂肪酸という化合物が載せられます。
そして再び、銘々が取り分けるということが繰り返されます。

このクエン酸サイクルは細胞の中にたくさんあるミトコンドリアという粒 の中で回って、ATPという形のエネルギ−を生み出しています。
円卓が1回転、すなわちクエン酸サイクルが一回りするごとに、1分子のブ ドウ糖から38個のATPができます。
まさに、細胞のエネルギー生産工場なのです。

このように、私たちの細胞は、栄養素からエネルギーを生み出す作用を行 い、そこでできた焦性ブドウ酸(ピルビン酸)やアスパラギン酸、 脂肪酸グルタミン酸 をさらにクエン酸サイクルで酸化、燃焼させて非常に効率よ くエネルギーを生み出しています。

クエン酸サイクルによってほとんどのエネルギーを得ている私たちにとっ て、エネルギーを生み出すクエン酸サイクルの最初の物質であるクエン酸 がいかに重要であるかがおわかりいただけたと思います。

この現象を英国のクレブス博士が発見し、昭和28年ノーベル賞を授与され ました。 それでこれはクエン酸サイクルもしくはクレブスサイクルと名付けられま した。

このサイクルは1秒間に2〜3回の早さで回っており、私たちが働くための エネルギーを生み出し、その他、水と炭酸ガスをも出しています。 このことは私たちが生まれたとき、すでに始まっている現象なのです。
つまり、生まれたときすでに身体の中にはクエン酸や酢が存在し、それら が回転していることが生きているということに他ならないのです。
そう考えると、クエン酸や酢が生命の源であるといっても何ら不思議では ないと言えるのではないでしょうか。


カルシウム の吸収を良くして、骨粗しょう症の予防に
カルシウムは、 単体では体に吸収されにくい性質があるのです。ところがクエン酸は、 カルシウムとくっつきやすい性質を持っていて、 カルシウム の吸収を助けてくれるのです。
ちなみに、カルシウム やほかのミネラルともくっつきやすく、それら の吸収も助けてくれるのではないか、と考えられています。

◆減塩効果で高血圧予防
塩分控えめ(1%の塩水程度)のときには、クエン酸を加えることで塩味が 増す効果があるので、塩分のとりすぎを防ぎます。

◆痛風にも・・・
痛風の原因物質である尿酸は酸なのでアルカリによく溶けます。
実はクエン酸塩が分解すると血液はアルカリ性となります。 次に体の恒常性を保つために尿がアルカリ性となります。
アルカリ性の尿に尿酸がたくさん溶けるので尿酸の排泄が増加して原因 物質の血中の尿酸値が低下します。
クエン酸のその他(食品成分の付加説明)
クエン酸の大きな働きの一つに、疲れを消すという作用があります。
では、どのようにして疲れを取り除くのでしょうか。

ここでは、でんぷん質について考えてみましょう。
でんぷんはブドウ糖から焦性ブドウ酸になりクエン酸サイクルへと取り込 まれていきます。
  身体を動かすと、クエン酸サイクルを回すためには酸素と ビタミンB1 が 必要なので、はあ!はあ!呼吸しながら酸素を取り入れてサイクルを回す 努力をします。
  子どもの頃は、一日中非常に良く回転して、エネルギ−がどんどん出てく るので、一日中動き回り続けても疲れを生じません。

しかし、大人になると、食事を多くとり過ぎたり、働き過ぎたり、飲み過 ぎたり、種々のストレスなどが加わり、クエン酸サイクルの回転が鈍って きます。(これは一種の老化です。)
そうすると、どんどん入ってくる焦性ブドウ酸を消化しきれなくなり、は み出した分は乳酸となって組織の中に蓄積されます。
組織はたんぱく質なので、酸が入ると固くなります。
乳酸が腕や肩に溜まると肩凝りになり、全身に溜まると疲れを感じます。
組織の中の乳酸が0.04〜0.25%溜まると疲労の状態になり、刺激に反応し にくくなり、事故発生の引き金になります。(乳酸が疲労物質と呼ばれる のはこのためです。)

疲れたとき休憩すると、乳酸は焦性ブドウ酸に逆戻りし、クエン酸サイク ルに取り込まれていって燃焼されるので、疲れもとれるのです。
しかし、慢性的に乳酸が溜まると体液は酸性に傾きます。 そうすると、いろいろな病気になりやすくなってきます。

さて、そこでクエン酸を摂るとどうなってくるのでしょうか。
クエン酸は胃を通過して十二指腸に入ると、膵液の中のアルカリ性の重曹 と反応し、たちまちクエン酸ソーダに変わりアルカリ性になります。

ところで、 ナトリウムカリウムなど、 私たちの身体に絶対に必要なミネ ラルも、金属イオンを持ったまま身体に入ると危険な働きをします。
クエン酸ソーダにはこの金属イオンを打ち消してしまう作用=キレート作 用があります。
つまり、クエン酸ソーダは血液中のカルシウムイオンを打ち消して凝固し ない血液にし、同時に、酸性に傾いてどろどろになっていた血液をさらさ らとした血液にかえるのです。

また、乳酸で固められていた筋肉や組織はクエン酸ソ−ダによって柔らか くなり、圧縮されていた毛細血管の緊張もなくなり、血圧は正常に戻って きます。
その結果、脳梗塞、心筋梗塞がおこりやすくなっていた状態も改善されま す。

また、輸血の場合でも、クエン酸ソーダをあらかじめ入れておかなければ 血液は凝固してしまって輸血として使いものにならなくなってしまいます。

疲れを消すということは焦性ブドウ酸や乳酸が溜まらないようにし、また 溜まったらす早く燃やしてしまうことです。
そのためには、オキザロ酢酸の働きを活発にしてクエン酸サイクルを順調 に回してやることが必要です。 それを助けるのがクエン酸なのです。

通常、クエン酸の働きは体内に入ると2時間で最高になり4時間で体内から 消えてしまいます。
そこで、1日の飲用回数は1日6回が目安となります。
1日6回飲用するということは、クエン酸を3時間ごとに体の中に取り入れる ことになり、1日中体の中にクエン酸の作用が取り込まれますので、絶えまなくクエン酸の働きを利用することになります。

クエン酸の食品成分解説終了
(クエン酸(citric acid))

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