カモミールというと抗炎症作用を引き合いに出されることが多いため、ハーブ医学で言われるカモミールとは主にジャーマン種のことを指します。
ジャーマン種はカマズレンが豊富なことから強力な抗炎症特性を発揮します。
その為、体内外を問わずに、炎症を伴うあらゆる症状に対して役立ちます。
一方、ローマン種は精神の苦痛や痙攣を鎮める働きが強いので、古くから心身の様々な苦痛を取り除く目的で使われてきております。
ローマン種の鎮痛作用は、頭痛や激しい生理痛、筋肉痛や神経痛、腹痛などに効果的であると言われています。
筋肉の緊張を和らげて発汗を促すため、熱を下げるのを助ける働きもあると考えられています。
月経周期を調整し、体液の停留を改善する働きがあるので、ホルモンに起因するむくみを取り除くのにも効果があると言われています。
精神的には、穏やかな抗うつ作用やストレスを軽減する働きがあると言われています。
多くの臨床試験により安全性が確認されており副作用、他の薬との禁忌は特に報告されていません。
しかしながら、妊娠中、特に初期の方は使用を避けたほうが良いようです。
キク科のアレルギー(ブタクサなど)のある方も注意が必要です。 |