サプリメント『活用の極意』!

 

OPCの食品成分名
OPC
OPCの食品成分の語意・呼び方・名前の由来
オーピーシー
正式名称は、英語圏では「オリゴメリックプロアントシアニディン」(oligomeric proanthocyanidins) と呼ばれ、 フランス語圏では「オリゴメリックプロシアニディン」(oligomeric procyanidines)と呼ばれます。

OPCの意味
 オリゴメリック プロ アントシアニディン
 oligomeric   pro anthocyani di ns
 少ない     前の  赤色     無色

「希少な赤色になる前の無色の物質」という意味。

OPCと呼ばれるこのフラバノールはあらゆる植物が自身を防御する為に作り出すとても強力な 抗酸化物質です。

OPCは植物界を通じて広範に存在します。但し植物本体やその果肉部分にはほんの少量しか 含まれておらず、葉、樹皮、果実の皮や種の部分に集中的に含ま れています。
特にブドウの種、松の樹皮、ピーナッツの皮、イチョウ、ニセアカシアの果実、 コケモモ などに含まれています。
秋には、それまで多量のクロロフィルを含むために緑色だった木々の葉が、 鮮やかな赤に変色しますが、これは葉の細胞の死滅によって活性化された酵素が、 木々の葉にあるOPCを放出し、カテキンやOPCをアントシアニンと呼ばれる赤色素に 変換することにより起こるものです。
アントシアニンは花や他の植 物にも見いだされますが、 赤ワインの色もこのアントシアニンの色によるものです。

OPCは、商標登録された商品名として「ピクノジェノール」と呼ばれることもあります。
ピクノジェノール(pycnogenols)という名称は、OPCの発見者であるマスケリエ教授により、 1979年に発表された論文の中で提唱された言葉です。
教授は「pycnogenols」という言葉が、彼の特許による抽出方法を使って得られる 抽出物全体を示すために使用されるべきでるという意図 を持って命名しましたが、 教授の意図に反して多くの国で「Pycnogenol」という「s」を省いた命名で 商標登録されてしまったようです。
OPCの食品成分の解説
OPC(オリゴメリックプロアントシアニディン)は、血管の予防,抗コレステロール, 強力なフリーラジカル捕捉効果( ビタミンC の20倍)をもち、早期の老化に対処する生体防御物質です。

OPCは 緑茶 のカテキンやタンニンと同じ仲間で、すべての構造がただひとつの分子FLAVAN-3-OLからのみ できているのが顕著な特徴です。
これらFLAVAN-3-OL構造をもつこのグループは、すべてフラバノールまたはビオフラバノールと みなされます。
単量体のFLAVAN-3-OL(モノマー)をカテキンと称し、FLAVAN-3-OLが2量体及び3量体を OLIGOMERICPROANTHOCYANIDINS:OPCと称します。
FLAVAN-3-OLが4量体かそれ以上くっついたものはPOLYMERIC PROCYANIDINSでありタンニンと称します。
1979年にマスケリエ教授は、このフラバノールのグループをピクノジェノール(pycnogenols)と命名しました。

カテキンには糖や脂肪を腸や肝臓から吸収ことを防ぐ働きがあります。 しかし、カテキンには即効性がありますが非水溶性で持続性がありません。 ビオフラバノールの中でも、OPCだけが水に溶けやすく、優れた生体吸収性を持っています。
また、体内での弱アルカリ性にも耐え、持続性があるので、 カテキンと合わせて摂取することで相互効果が得られます。 (最高168時間:2時間以内に毛細血管の抵抗力を改善し8時間以上持続、水溶性、100g/ 100g)。
また ビタミンAビタミンCビタミンE などの抗酸化ビタミンを酸化から守り、その効果を高める働きもあります。 さらにOPCは タンパク質コラーゲン と結合して血管を補強します。

マスケリエ教授は、1947年に最初のOPCをピーナッツの薄皮から取り出しました。 その当時OPCは「ロイコアントシアニディン」と呼ばれていました。
当時、彼はこのピーナッツからの抽出物が、モルモットの実験において、 毛細血管の抵抗性(浸透性)に対してかなり有効であることを発見していました。 3年後の1950年、マスケリエ教授は最初の血管防御薬「Resivit」を開発しました。 これはピーナッツから抽出されたOPCをベースにした初 めての血管防御医薬品でした。 OPCの安全性と有効性は多くの科学者の臨床実験によって立証されていますが、 日本ではまだ専門家以外にはあまり知られていません。
OPCの食品成分の類義語・反意語・同義語等
OPCの食品成分とサプリメントとの関連性について
1985年にマスケリエ教授により行われた実験によると、 OPCは ビタミンC の20倍ものフリーラジカル捕捉効果があることが立証されました。
後に日本の長崎大学の教授陣により、OPCは ビタミンE の50倍ものフリーラジカル捕捉効果が あることも確認されています。また、1976年に行われた実験によると、 OPCと ビタミンC を同時に摂取するならば、 ビタミンC の量を10分の1に減らすことができる 節約効果もあることが立証されています。

マスケリエ教授によって勧められているOPCの摂取量は以下の通り病気の場合の服用量は、 1日 150mg〜300mg予防と健康維持のためには、1日50mg〜100mg有効性から見て、1日300mgを 超えて服用する必要はほとんどない。
アレルギー発作のような危機的状態の場合には、発作の危険がなくなるまで1日300mg以上 服用しても構わない。
OPCの食品成分と健康・病気等との関連性について
OPCには健康・病気等に以下のような関連例があると発表されています。

1)血管の強化・柔軟性を高め、血流を良くする

これまでに多くの研究で指摘されているOPCの働きは、まず血管を強化しながら柔軟性を加え 血液の流れを良くすることで心臓病の危険性を低下させるというものです。
サウスフロリダ大学の研究によると、OPCは血管内膜にあるコラーゲン面への血小板粘着を 減らすことで、血管へのダメージを防ぎ凝血を抑制するということです。 さらに心臓病の一要因ともなる「悪玉」コレステロールのLDLコレステロール値を低下させ、 動脈壁に脂質などの蓄積を抑制することも示されています。

2)神経細胞に有毒なベータ・アミロイドの発生を抑制、アルツハイマー疾患の改善にも期待

OPCには腫れや炎症を抑えることも挙げられています。 サッカー選手にピクノジェノールをケガの直後に与えたところ、 何も与えなかったグループに比べ10日間で腫れがかなりひいたということです。

抗炎症作用は、関節炎や喘息、気管支炎などアレルギー性疾患の緩和にも役立ちます。 OPCは、コラゲナーゼやエラスターゼといった タンパク質 分解酵素を抑えることで、接合組織に良い影響を与え、また、コラーゲン自体の回復機 能を高めることで、皮膚のダメージを修復し関節の軟性を促進させるということです。

培養細胞を使った研究では、OPCが脳細胞間のメッセージを伝える物質、 ドーパミンとノレピネフィリンを制御する酵素を調整し刺激反応に関連することも示しています。
また、 亜鉛マンガンセレニウム などの栄養素を脳に運搬する重要な役目を果たし、 脳細胞を安定化させフリーラジカルによるダメージを調和させることで脳機能を 促進するということです。

精神疾患関係では、アルツハイマーへの影響も研究されています。 細胞培養による研究では、OPCが中枢神経組織でプラークを蓄積するアミロイド・ベータ・タンパクを 抑制することを示しています。 こうしたプラークは、アルツハイマー疾患の特徴で、ベータ・アミロイドは神経細胞に有毒なもので 膜組織の分解を引き起こします。


3)注意力欠如(ADD)症の緩和にも有効性が指摘
この他、最近では注意力欠如(ADD)や注意力欠如多動障害(ADHD)患者への効果も期待されています。 アレルギーに対する影響力を調べる研究で、ADD患者にOPCを与えたところ、 集中力などADD患者で問題になっている症状の緩和を示したということです。
また、がん細胞に抵抗する免疫細胞、ナチュラルキラー細胞を促進することで、 がんへの抵抗が40〜50%アップしたという研究報告もあるということです。
この他、体力向上などに効果があることも指摘されている。 カリフォルニア州立大学研究者グループは、運動選手24人に毎日OPC200mgを1ヶ月間与えたところ、 ランニングの持久力が21%向上したと報告している。

4)子宮内膜症、月経困難症など婦人科領域で臨床報告
OPCは活性酸素消去能や末梢血管拡張作用、血栓予防が注目されてきたが、 遅れて上陸した日本では独自の研究が進められ、特に婦人科領域での臨床報告は国際的な 関心を集ている。
2000年11月4日の日本補完・代替医療学会での最新の臨床報告によると、 OPCは子宮内膜症に対して月経痛を軽減、妊孕性を抑えることなく子宮内膜症を改善すると 報告されている。
OPCのその他(食品成分の付加説明)
松の樹皮を原料とするフラボノイド・ポリフェノールは北アメリカのネイティブ・インディアンが 大西洋岸に生育する松の樹皮を煎じたお茶として利用していました。
松の樹皮が早くも13世紀に薬として使われていたことを示す記録が残っています。
1534年から1535年の冬に、フランスの探検家ジャック・カルティエ(Jacques Cartier) は100人を超える隊員を率いてカナダの探検を試みましたが、 途中氷にはばまれ遭難状態に陥ってしまいました。
一行は、救助を待つ間、 ビスケットと干し肉で飢えをしのぎ、命をつないでいました。
多くの隊員が極度の栄養不良で壊血病をおこし、25人が死亡し、15人が危篤状態にありました。
そんな中で、彼らを発見、救助したのは原住民のケベックインディアンたちでした。
インディアンは一行に、付近に生えている松の皮と葉を使ったお茶を彼らに与えました。
すると数日のうちに、壊血病による歯茎からの出血や下肢の腫れが止まり、体力を回復していきました。
こうして探検隊の人々は生き延び ることができたということです。
それから400年以上後に、各地の大学でフラボノイド類についての研究が始められました。 生理活性のあるフラボノイドの探求からついにはフランス海岸松の樹皮にたどり着き、 そこで研究者たちは、生物学的利用性と生理活性の高いフラボノイドの小さなグループが 豊富な源として、ガスコーニュ地方ランドのフランス海岸松の樹皮を発見しました。
OPCの食品成分解説終了
(OPC)

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