サプリメント『活用の極意』!

 

ウコンの食品成分名
ウコン
ウコンの食品成分の語意・呼び方・名前の由来
和名:ウコン(鬱金)又はキゾメグサ
英語名:Turmeric(ターメリック)
分類:ショウガ科ウコン属
学名:Curcuma domestica
沖縄方言:うっちん

ターメリック(Turmeric)は、その根茎が熱帯で食物の香辛着色料、ことにカレー粉の成分として不可欠のものとなっており、また黄色染料としても世界的に知られていたものです。
英名Turmericは欧州起源の名で、中世ラテン語のterra merita すなわち土地の恵みと解される語から、古英語のtarmaretを経て導かれたものです。
本種の根茎に対する生薬上の漢名は鬱金で、和名のウコンはその呉音読みですが、本草学者は漢方のキョウオウ(薑黄)、すなわちハルウコン(Curcuma aromatica SALISB)の根茎をウコンの同類生薬として扱ったため、ときに両植物が混同されていますから注意が必要です。
同じく英名のCurcumaはウコン属Curcuma LINN. の一般名ですが、とくにターメリックを指します。
また、ウコン(ターメリック)には、食品着色芳香料として同じく黄色を呈するサフラン(Saffron,Crocus sativus LINN)の名を借りてIndian saffron(英)、Safran des Indes(フランス)、Lange Safranwurz(ドイツ)、サフラン(大和本草)などの名もあります。
なお、和名のキゾメグサは琉球物産考から出たものです。
ウコンの食品成分の解説
ウコンはインドが原産で高温多湿を好み、インドから東南アジアの熱帯・亜熱帯に分布するショウガ科の多年草植物。日本では現在、自生しているのは、沖縄と鹿児島の一部だけ。
ウコンは中央アジアで遊牧生活をしていたアーリア族がインド北西部に定住した(紀元前2000年)頃に栽培が行われ、やがて交易の時代がはじまり、インドから東南アジア、中国、琉球(沖縄)へと伝わりました。
琉球に伝わったウコンは、琉球王朝により、生育に適した亜熱帯の気候風土を活かし、琉球全島で栽培されるようになりました。
ウコンには、春に花が咲く「春ウコン」、秋に花が咲く「秋ウコン」、それに「ガジュツ」の3種類のショウガ科ウコン属があります。
春ウコンは、正式にはキョウオウ(薑黄)と呼ばれ、秋ウコンに比べると生産量がずっと少なく、珍重されています。
秋ウコンは主に食品(カレー粉等)や色素(たくあん等)、染料(ウコン染等)として利用されています。
ガジュツはウコンと似ていますが、ウコンに比べ苦みが強く、切り口が淡い紫色なので「紫ウコン」と呼ばれ、俗に『弘法(大師)の石芋』とも言われています。
他にウコンの中では大型の「白ウコン」など70種類ほどのウコンがあります。
ウコンの食品成分の類義語・反意語・同義語等
ウコンの食品成分とサプリメントとの関連性について
肝臓は体の中でもたいへん重要な働きをする臓器です。
胆汁を分泌し、脂肪の消化を促進・各種栄養素の代謝・アミノ酸、ブドウ糖、グリコーゲン、ビタミンなどの栄養素の貯蔵・血液の貯蔵・有害な物質の解毒、排出・ホルモン、体温の調整などさまざまな働きをしています。
現代人はストレス、お酒やタバコの飲み過ぎ、不規則な生活、偏食などで肝機能を著しく低下させています。
その結果、アルコール性肝炎、脂肪肝、肝硬変、慢性肝炎、肝臓ガンなどの病気が増加しています。
春ウコンに多く含まれる クルクミン 成分には、胆汁の分泌を促進させ、肝機能を強化する働きがあります。
このウコンの強化作用が肝臓病によいとされています。
又、肝臓の解毒機能も強化され、アルコールの解毒作用が活発になり二日酔いの予防にも効果があります。
また、 クルクミン成分により、サルモネラ菌などの細胞を破壊する殺菌・防感染・抗炎症作用、胃酸の分泌を抑制する一方、 胆汁の分泌を著しく促進し、胃腸の働きをよくする健胃作用、高くなりすぎたコレステロール値を下げ、抹消血管を拡張して高血圧を抑え、動脈硬化などを予防する作用、糖尿病による合併症の予防作用など色々な効能が世界の医学・化学界で解明されつつあります。

ウコンや漢方薬を飲み始めると人によっては一時的に身体の状態に次のような変化が現れることがあります。
この反応を「メンゲン」と言い、これらのことが一時的に起こった後、止まって病気が好転すると言われています。
・宿便が分解されてガスとなるため、腹部に膨張感や、時には痛みを覚えたり、頭が重く、あるいは痛くなり、続いてガスが多量に排泄されることがあります。
・黒い宿便が下痢状で排泄されることがあります。
・排尿が頻繁となり、尿の色や臭いが強くなることがあります。
・汗や垢が多くでることがあります。
・皮膚の毒素が吹き出物となって出てくることがあります。
・月経時におりものが増えることがあります。
ウコンの食品成分と健康・病気等との関連性について
■ウコンの成分

●色素成分⇒ クルクミン
ウコンは胆汁の分泌を促進する利胆作用や尿の出をよくする利尿作用があり、肝炎を始めとした肝機能障害に有効。
また、殺菌・抗菌作用や抗炎症作用によって胃炎を抑えたり、胃・十二指腸潰瘍の原因とされるピロリ菌の繁殖を防ぎます。

●精油成分⇒ターメロン
カレー粉のスパイス名「ターメリック」にちなんでつけられた名前で、利胆作用や殺菌・抗菌作用、抗炎症作用があります。
また、鮮魚に含まれる寄生虫の繁殖を抑える作用もあります。

●精油成分⇒シネオール
胃液中の ペプシン (脊椎動物の胃液中に存在する タンパク質分解酵素でpH1.8〜2.5の酸性で作用します。ミルクの凝固剤としても利用されます。) の分泌を促して胃の働きを活発にします(健胃作用)。
殺菌・抗菌作用や利胆作用にも優れています。

●精油成分⇒α-クルクメン
利胆作用やコレステロール(細胞膜を形づくる脂肪の一種)を溶かす働きがあり、胆道結石、高脂血症(血液中の脂肪が異常に増えた状態)、高血圧、動脈硬化の予防・改善に有効。

●精油成分⇒クルクモール
抗腫瘍作用が認められていて、中国では子宮頸ガンの治療に使われています。

●精油成分⇒β-エレメン
腫瘍の増殖を抑えます。
胆汁の排出を促し、肝機能を高めます。 抗炎症作用、抗潰瘍作用、健胃作用があり、特に胃・十二指腸潰瘍を改善する効果が高いです。

●精油成分⇒カンファー
心臓の働きを高める強心作用、健胃・殺菌・防腐作用に優れています。

●ミネラル⇒ カルシウム
骨を強くする他に、心臓、脳、血管の働きを助けます。
また出血した際の血液凝固の働きや各種ホルモンの分泌を助けます。

●ミネラル⇒ カリウム
筋肉の収縮に関係する酵素の活性を調節して、末梢血管を拡張して血圧を下げる作用があります。
また、細胞の外に ナトリウム を排泄させ、血圧の上昇を抑えます。

●ミネラル⇒ 鉄分
ヘモグロビンとして酸素と結合し、体の隅々に酸素を運びます。不足すると貧血になり易くなります。

●ミネラル⇒ マグネシウム
カルシウム の働きを助け、また調整します。
また、体の酸素の働きを助けたり、神経が興奮するのを静めたり、体温、血圧を調整するといった働きもあります。

●ミネラル⇒リン
筋肉・神経の機能を正常に保ったり、骨や歯をつくる材料になります。

●その他⇒フラボノイド
毛細血管の壁を保護します。

●その他⇒ 食物繊維
腸の働きを活発にして悪玉細菌の増殖を防ぎます。

※その他解明されていないものをいれると、1000種類以上もの成分が含まれています。

■ウコンの効用

・ウコンは胆汁の分泌を促し肝臓病を予防、改善する作用がある
・ウコンは胃液や唾液の分泌を促し、消化器の負担を軽減する作用がある
・ウコンは腫瘍の発生、悪性化、増殖を抑制する作用がある
・ウコンは心臓の働きを高める強心作用がある
・ウコンは体内の活性酸素を除去する作用がある
・ウコンは血液中のコレステロールや中性脂肪を減らし、高脂血症や動脈硬化を改善する作用がある
・ウコンは殺菌、抗菌作用、免疫機能を高める作用がある

■効用があるとされる症状や疾患

●代謝系の病気 糖尿病・高脂血症・肝炎・胆道炎・胆石症・カル性黄疸など
●循環器系の病気 高血圧・心臓病・狭心症・脳血栓・眼底出血・貧血・低血圧・心筋梗塞の後遺症・喘息など
●消化器系の病気 便秘・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃酸過多症・胃弱・食欲不振など
●その他 リウマチ・関節炎・腰痛・蓄膿症・じんましん・アトピー性皮膚炎・坐骨神経痛・結膜炎・膀胱炎・痔・二日酔い・子宮出血・頻尿・病後の体力回復・切り傷・膿腫・創傷・肩こり・捻挫・打ち身・歯周病・歯槽膿漏・水虫・リンパ腺腫・不眠症・肌荒れ・防虫効果など
ウコンのその他(食品成分の付加説明)
●サルモネラ菌
89年から国内で患者が増え始めました。経口感染のほか、保菌したイヌやネコ、カメなどとの接触で感染します。鶏などの卵巣内に侵入して生息しますが、産み落とされた直後の新鮮な卵では発病しません。抵抗力の弱い子供に発症するケースが多いようです。
体内に入って数時間から24時間後に下痢や発熱、おう吐などの食中毒を起こしますが、死に至るケースは極めて少ないとされています。

●ヘモグロビン
人は1日に約600リットルの酸素を消費しています。このような多量の酸素を各組織に運ぶことができるのは、赤血球にあるヘモグロビン(Hb)の働きによるものです。
ヘモグロビンは 鉄分 (Fe)を含むヘムという色素とグロビンというタンパク質 が結合したもので、酸素とよく結合します。条件が変わると酸素を離します。

●ペプシン
胃や十二指腸の内側の壁に傷ができたり、穴があいてしまう病気を「胃潰瘍」、「十二指腸潰瘍」と呼んでいますが、その傷をつくるのは胃で分泌され、消化酵素として働く胃酸とペプシンです。これらは、胃にとって、最大の「攻撃因子」といえます。胃酸は、pH1.5〜2.0と大変酸性が強く、皮膚をただれさせるほどの力を持っています。また、ペプシンは、タンパク質を分解する消化酵素です。人の体はタンパク質からできているにもかかわらず、どうしてこれらに接している胃には、穴があかないのでしょうか。
本来、胃は「防御因子」が正しく機能していれば、胃酸やペプシンによって粘膜に傷ができたり、穴があいてしまうことはありません。
例えば、胃粘膜上のある細胞からは、胃酸などが胃粘膜の細胞に直接触れないように、防御壁(バリアー)の役目を果たす粘液という物質が分泌され、胃粘膜の表面を保護しています。そのため、胃粘膜が直接胃酸やペプシンにさらされることはなく、胃粘膜自身が消化されてしまうといった事態は起こりません。
また、胃内部は網の目のように血管が分布し、豊富な血液で覆われている。だから、何らかの理由で胃粘膜が少しぐらい傷ついても、胃粘膜の血流が正常であれば、胃粘膜は血液からどんどん栄養を補給して新しい細胞をつくり、傷を修復します。

●コレステロール
コレステロールは脂質の一種で、肝臓、腎臓、副腎などいろいろな組織にあります。生活習慣病の要因として悪者扱いされるコレステロールですが、生命維持の上からは、なくてはならない大切な物質でもあります。例えば、細胞膜やホルモンなどを合成する材料として、必要不可欠なものです。
そのため食べ物からも摂取されますが、主に肝臓で常に作られ、全身に運ばれます。このコレステロールを運ぶリボタンパクには、LDLコレステロール、(以下LDL)とHDLコレステロール(以下HDL)の2種類があります。LDLは肝臓から体の各細胞にコレステロールを運ぶ役目があり、HDLは余分なコレステロールを組織から肝臓に運ぶ役目があります。
ウコンの食品成分解説終了
(ウコン)

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