サプリメント『活用の極意』!

 

アミノ酸の食品成分名
アミノ酸(amino acid)
アミノ酸の食品成分の語意・呼び方・名前の由来
アミノ酸は、アミノ基とカルボキシル基の両方の官能基を持つ有機化合物の総称。
一般的にアミノ酸は、生体の タンパク質 の構成ユニットとなる「α-アミノ酸」を指します。
つまり、簡単にいうと タンパク質 をバラバラにしたものの呼称です。
アミノ酸の食品成分の解説
アミノ酸は太古の時代から地球に存在する最も古い栄養成分です。
原始生命から現在のヒトに至るまで、アミノ酸は、生命の源として利用されています。

人間の体の約60%は水分ですが、20%はアミノ酸なのです。

自然界には約500種類ものアミノ酸が発見されていますが、私たちの体の タンパク質 を構成しているのはわずか20種類です。
この20種類が複雑に組み合わさって10万種類ものさまざまなタンパク質を作っているのです。

私たちが肉、魚、穀物などを食べると、その タンパク質 はアミノ酸に分解され、私たちの体の中で、再びタンパク質に組み換えられます。

良く知られているアミノ酸は約28種類ありますが、そのうちの9種類は体内で合成できないか合成できても量的に不足するため、食事から摂る必要があります。
これらを必須アミノ酸とよび、食品におけるタンパク質の評価は、これらのバランスがベースとなり、 アミノ酸スコアとかプロテイン・スコアなどの基準が使われています。
スコア100は100点満点の タンパク質ということです。

◆タンパク質を構成するアミノ酸-(タンパク質合成時)
アラニンアルギニン、 アスパラギン、アスパラギン酸、 システイン、 グルタミン、 グルタミン酸グリシン、 プロリン、 セリンチロシン

[必須アミノ酸]
メチオニン、 スレオニン、バリン、トリプトファン、 フェニルアラニン、 ロイシン、イソロイシン、 リジン、 ヒスチジン

多くのタンパク質は上記の20種類のアミノ酸からなりますが、ある種の タンパク質には、セレノシステイン、ピロロリジンなどの特殊なものも含まれます。

◆タンパク質を構成するアミノ酸-(タンパク質合成後)
シスチン、ヒドロキシプロリン、ヒドロキシリジン、チロキシン、 O-ホスホセリン、デスモシン

◆タンパク質に含まれないアミノ酸
β-アラニン / 筋肉中に存在する。
サルコシン / ある種の抗生物質に含まれる。
オルニチン / 尿素回路の中間体。
クレアチン / 筋肉中に存在する。
γアミノ酪酸 / 神経伝達物質。GABA とも呼ばれる。
オパイン / アグロバクテリウムのエネルギー源に利用される。

◆その他のアミノ酸
天然に産する広義のアミノ酸の中には、旨み成分や、薬物として作用するもの、そして毒となるものがある。

テアニン / 茶の旨み成分。
イノシン酸 / 核酸の一種。肉、鰹節などの旨み成分。
グアニル酸 / 核酸の一種。シイタケの旨み成分。
トリコロミン酸 / 核酸の一種。ハエトリシメジの旨み成分。
カイニン酸 / 海人草の薬用成分。
ドウモイ酸 / 貝毒の毒成分。
イボテン酸 / テングタケなどの毒成分。
アクロメリン酸 / ドクササコの毒成分。
アミノ酸の食品成分の類義語・反意語・同義語等
アミノ酸の食品成分とサプリメントとの関連性について
栄養素としてはもとより重要ですが、近年(2006年現在)はアミノ酸を含有する補助食品が消費者に一種の健康ブームを引き起こしており、健康食品、 飲料メーカーなどが盛んに新製品を出しています。

しかし、本来、サプリメントで「アミノ酸」といったら、フリーフォーム (単体)のことです。
つまり、アミノ酸がつながった鎖状のタンパク質ではなく、アミノ酸が1つ1つバラバラに分離されていなければなりません。
ところが、フリーフォームではない、安い大豆プロテインや、ビール酵母 まで「アミノ酸」として売られているので、良質なプロテイン製品を選ぶ ためには注意が必要のようです。

真の健康を目指すなら、プロテインスコアー100のプロテインまたはアミ ノ酸の完全ブレンドを摂るのが理想的ですが、アミノ酸が皮膚になったり、 骨や筋肉になったり、酵素になって働くには、必ずサポーターとしてビタミン・ミネラルが必要ですから、これらが一緒に摂れるものを選ぶと良いでしょう。
アミノ酸の食品成分と健康・病気等との関連性について
私たちの体を構成するタンパク質は、毎日合成と分解を繰り返しています。 そのために必要なアミノ酸をきちんと食事から摂ることは、毎日の食事の 重要なテーマです。
食事でカラダに摂り入れられたタンパク質は、分解・吸収され、肝臓に達するまでにほとんどがアミノ酸になっています。

一般に動物性のタンパク質は、必須アミノ酸の量が多く、そのバランスも 人間のタンパク質によく似ているので、体内での利用効率がよいと考えら れています。
また、植物性のタンパク質にもアミノ酸は豊富に含まれています。
ただし、食品によっては一部必須アミノ酸(リジンメチオニン)が不足 しているものもあります。
食生活がつい偏りがちな現代人は、サプリメントなどで、足りないアミノ 酸を補給することも、健康維持のために有効だといえるでしょう。

人間の免疫力は、免疫細胞マクロファージが体内に侵入してきたウイルス を攻撃することで働きます。
しかし、体力が低下するとマクロファージの働きが鈍くなり、風邪などの 感染症にかかりやすくなります。
アルギニン やグルタミンはマクロファージなどの免疫機能をサポートする 働きがあります。
アルギニン とグルタミンは人間が体内で生成できる非必須アミノ酸ですが、 ウイルスなどが外部から進入した際には、マクロファージは普段よりもよ り活性化し、増殖しなくてはなりません。また、血中のアミノ酸濃度を高 めて免疫力をアップすれば、感染症にかかる確率も低くなります。
アミノ酸を上手に補給することで、病気に強い体づくりに役立つのです。

二日酔いは、お酒を飲んで体内に取り込まれたアルコールやアセトアルデ ヒドによって生じます。
アミノ酸の成分の中でも、グルタミン、 アラニン はとくに糖新生を活発にする働きがあり、その結果としてアルコールやアセトアルデヒドの代謝を 早めます。
また、BCAAと呼ばれるバリン、ロイシン、イソロイシンや アルギニン、 グルタミンは肝機能を高め、これによってアルコールの代謝を促進してくれ るのです。
これらアミノ酸を飲酒前、飲酒後、そして翌日にとることで肝機能を助け、 これまであきらめていた二日酔いの不快感を軽くすることができるのです。

アミノ酸が不足すると、からだの様々な機能が正しく行われにくくなりま す。 特に必須アミノ酸が欠乏時は低栄養状態や、肌あれなどが起こることがあ ります。
ラットによる実験の結果では、必須アミノ酸のひとつである リジンが欠乏 した状態が続くとラットの成長が抑制されることがわかりました。 アミノ酸は私たちが生きていく上で欠かせない栄養成分なのです。
アミノ酸のその他(食品成分の付加説明)
1806年フランスで、アスパラガスの芽からアミノ酸がはじめて発見され、 アスパラギンと名づけられました。
以降、尿結石から システイン、 ゼラチンから グリシン、 筋肉や羊毛からロイシンが見つかり、1935年までにタンパク質を構成するすべてのアミノ酸が発見されました。

私たちになじみの深い グルタミン酸 は1866年にドイツのリットハウゼンが 小麦のタンパク質グルテンから取り出し、 グルタミン酸 と名づけました。
その後1908年、日本の池田菊苗博士がグルタミン酸は昆布のうま味成分であることを発見。 アミノ酸がおいしさのヒミツを握る成分であることがわかり、日本でもア ミノ酸のさまざまなチカラについての研究が盛んにすすめられるようにな りました。

また、医療(医薬品原料、肝不全・腎不全の治療)やスポーツ(筋力の向上、 持久力の向上、疲労回復)、美容(肌や髪の保湿成分)の分野でもアミノ酸 のすぐれた働きが注目されています。

◆疲労回復効果-BCAAとは?
筋肉の組織は、アクチンとミオシンというタンパク質でできています。
このアクチンとミオシンの主成分はロイシン、イソロイシン、バリンとい うアミノ酸で、その分子構造から分岐鎖アミノ酸(BCAA=Branched Chain Amino Acid)と呼ばれます。
BCAAは、筋たんぱく質に含まれる必須アミノ酸の約35%を占めています。 そこでBCAAを補給すれば、筋肉組織の原料が豊富になり、筋力アップに効 果をもたらすことになるのです。

私たちの体は激しい運動や長時間のランニングなどを行なうと、足りなく なったエネルギー源を補うために筋肉中のタンパク質を分解し、BCAAを消 費しはじめます。
実際、マラソンやスキーのクロスカントリーのようにハードな競技では、 BCAAが筋肉で消費された結果、競技後の血中BCAA濃度は20%も低下したり します。
つまり、激しい運動によって筋肉の組織は消費され、損傷していきます。
ところがスポーツの前や途中にBCAAをタイミングよく補給すると、筋肉の 損傷を少なく抑え、筋力の低下を抑えることができます。
また、たくさん補給されたBCAAは運動エネルギーとして利用されるので、 エネルギー源に余裕ができ、スタミナを長時間維持することもできます。 さらにスポーツの直後や睡眠前にBCAAを補給すれば、傷んだ筋肉をすばや く回復し、筋肉痛などを防ぐ効果が期待できるのです。

BCAAとともにスポーツをするカラダにプラスに作用するのが アルギニンと グルタミンという非必須アミノ酸です。
アルギニンは、 成長ホルモンの分泌に深く関わっています。
成長ホルモンは筋肉の増強にも、筋肉の修復にも大切で、 アルギニンを補給することで筋たんぱく質の合成をより促進すると考えられています。
グルタミンは筋肉中に豊富に存在するアミノ酸で、ロイシンと同じように筋たんぱく質の合成を助け、分解を抑制する働きをします。
また、激しい運動を続けると多くの臓器でグルタミンが必要になるため、 スポーツをする時にはグルタミンの補給も大切です。

スタミナを維持したい時は、スポーツの前やその途中にBCAAを補給、 明日に疲れを残したくない時には、スポーツの直後や睡眠前にBCAAを摂取すると良いでしょう。
アミノ酸の食品成分解説終了
(アミノ酸(amino acid))

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