アメリカ人参は涼性でのぼせる事もなく、体力の低下したお年寄りや、病後、術後、疲れているヒトには、穏やかに、気を補い身体を潤してくれます。
その性質が穏やかであり、四季を通じて老若男女誰に対して利用できるため
中国においては非常に人気のある健康食品の一つにあげられています。
現代人には、疲れているが、いらいらやストレス、ほてりがあってなかなか眠れないというような人が増えていますが、その点アメリカ人参は、清熱的に心身のバランスをとりながら疲れを取ってくれるので、精神的疲労の多い現代人にとっては、ぴったりな健康食品の一つと言えるでしょう。
(主な効能)
滋養強壮作用・免疫力増強作用
滋養強壮作用とは、全身の栄養状態をよくし、体を調和のとれたものにして、基礎体力をつけることです。人参は、この作用に最も優れた生薬です。
また、強壮・強精効果につながる作用として、アメリカ人参には免疫力増強作用、タンパク質合成促進作用、抗ストレス作用があります。
血圧の降下
アメリカ人参は、血圧に対する作用として、朝鮮人参とはまったく反対に作用し、降下・安定させます。
アメリカ人参には、特に最低血圧(拡張期血圧)を下げる効果があります。
血液中の中性脂肪やコレステロールの降下
アメリカ人参には、サポニンの作用により、中性脂肪やコレステロールの分解・排泄を促進するのみならず、悪玉のLDLコレステロールを下げると共に善玉のHDLコレステロールを増やす作用のあることが確かめられています。
抗ストレス作用
アメリカ人参は中枢神経の興奮を抑制する作用があるため、ストレスや精神的な不安の改善に高い効果があります。
血栓の予防
血栓とは、血管内で血液が固まったものですが、アメリカ人参には、血栓ができるのを予防し、できた血栓を溶かす作用があります。
抗ガン作用
アメリカ人参に含まれるサポニン(ジンセノサイド)には、ガン細胞を弱らせ死なす因子(TNF)の働きを著しく増強する作用があります。
したがって、前ガン状態や、ガン組織がごく小さい段階にて、ガンを縮小消滅させる効果があります。
血糖値の降下
アメリカ人参に含まれるパナキサンA、B、Cという多糖類には、血糖を下げる効果があることが確かめられています。
肝細胞の損傷を抑える
細胞が炎症を起こすのは、細胞のリン脂質に酵素が働いて、プロスタグランジン(生体組織にあり、局所ホルモン的な働きをする物質群)などの炎症物質が次々にできていくためです。
肝細胞の治療に使われる副腎皮質ホルモン剤は、この酵素を抑える物質を細胞に作らせるものですが、アメリカ人参にも、似た作用があり、抗炎症作用が行われることが細胞・分子レベルの研究で確かめられています。