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アカツメクサ(赤詰草) の食品成分名
アカツメクサ(赤詰草)
アカツメクサ(赤詰草) の食品成分の語意・呼び方・名前の由来
学 名:Trifolium pratense
英 名:Red clover,Peavine clover,Beebread,Cow Grass,Cow Clover,
Meadow Clover,Purple Clover
和 名:赤詰草

語 意:Trifoliumは葉が三つ葉という意味。
    pratenseは草原性の、という意味。

別 名:レッドクローバー、ムラサキツメクサ、ハナゲンゲ

名前の由来:江戸時代、オランダからの荷物(ガラス製品)の割れ防止に、乾燥させたこの草(アカツメクサ)が使われていた事から「詰め草」と呼ばれたそうです。

アカツメクサには英名の通称が多いのは、この花が非常にポピュラーで、欧米の何処でも見ることが出来るからです。
アメリカのバーモント(Vermont)州では、アカツメクサが州花となっています。
アカツメクサ(赤詰草) の食品成分の解説
マメ科シャジクソウ属の多年草、二年草。

アカツメクサの原産地は、ヨーロッパ、アジア南西部ともいわれている帰化植物で、現在は北大西洋海岸から中央ヨーロッパ、地中海沿岸、インド、シベリア地方まで広く分布しています。
日本では牧草として明治時代に輸入され、北海道でアカツメクサが栽培されたのが最初といわれ、その後、全国各地で野生化したようです。

シロツメクサの花が白色なのに対して紅紫色の花なので、アカツメクサの名前がつきました。
アカツメクサはシロツメクサよりも葉、草丈がやや大きく、地面を這うよりも斜めに立ち上がるか、直立して伸びます。
アカツメクサは球状の花序は多数の小花からなり、受粉すると外から順に垂れます。

またアカツメクサは、根にたくさんの窒素を蓄えるため、緑肥として土にすき込むことにより土壌改良になる「環境保全植物」でもあります。

ツメクサの三つ葉はキリスト教の三位一体のシンボルであり、まれに出現する四つ葉のクローバーは十字架に見立てられ、幸運の護符として大切にされました。

アカツメクサは食用可ということで、おひたしや酢の物にして食べることも出来ます。
アカツメクサの花はジャムになります。
また、アカツメクサの花を天ぷらにしたり、葉をポタージュスープに使うこともあります。
そして、もちろん、ハーブティーとしても人気があります。

アカツメクサには薬草としての薬効成分(下記(8)を参照)もあります。
聖書にも40回以上その名が記されており、特にヨーロッパでは最高のハーブとされています。
ゲニステイン という抗がん物質( イソフラボン)が含まれ、 その活性成分の一つは更に ゲニステイン の10倍もの効力を持つとされています。
アカツメクサ(赤詰草) の食品成分の類義語・反意語・同義語等
アカツメクサ(赤詰草) の食品成分とサプリメントとの関連性について
アカツメクサ(レッドクローバー)は、1940年代には自然療法の中で使われてきたハーブですので、現在も「ハーブサプリメント」として、その成分により目的に応じて製品化されているものがあります。

・呼吸器系のトラブルや皮膚疾患に
いつまでも止まらない空咳や痰、気管支の炎症に。皮膚の炎症、ただれ、湿疹、やけど、かぶれ、潰瘍などに。
アレルギー性の咽頭炎や喘息に。

・妊娠用ハーブサプリメント
アカツメクサは排卵期に備えて子宮の状態を良くし、ホルモンバランスを整え、受胎能力を高めます。

※世界には特定サプリメント商品だけでも1000万人の愛用者がいるといわれますが、アカツメクサは薬用ハーブ類の中では野菜なみに安全性が高いといえます。
ただし、イソフラボンが持つ女性ホルモン様特性が病状を促進する可能性が否定されておらず、医師の診断が必要です。
アカツメクサ(赤詰草) の食品成分と健康・病気等との関連性について
アカツメクサの花部には、イソフラボンやアントシアニンなどの植物栄養素が含まれています。
イソフラボンは女性の美容と健康に効果的です。

アカツメクサの有効成分は未知のものもたくさんありますが、最も研究が進展している成分はイソフラボンです。
イソフラボンは植物界に5000種類は存在するといわれるポリフェノールのフラボノイド類に属します。
イソフラボンの種類は1000種以上に及ぶといわれますが、有用種類の発見はまだ少なく、有用種類は、特に野菜類に多く含まれています。

アカツメクサに含まれるイソフラボンゲニステイン(Genistein)、フォルムノネチン(Formononetin)、
バイオチャニンA(Biochanin A)、ダイゼイン(Daidzein)、オノニン(Ononin)、シスソトリン(Sissotrin)です。
この中でも大きな活性を示すイソフラボンは、 ゲニステインといわれています。

アカツメクサには、このゲニステインという物質が豊富に含まれていることから、現在では天然のガン予防薬に使われるハーブとして有名です。

潰瘍の成長には血液の供給が必要なため、腫瘍は血管を引くよう身体に要求しますが、ゲニステインは、その要求を阻止する働きをする物質です。
血管新生が抑止されるとガンは滅びますので、ガン治療に効果があると有力視されているのです。

また、アカツメクサは伝統的に全般的な体質改善として用いられますが、含まれている植物基成分が抗ウィルス性をもち、皮膚細胞再生を高めることから、皮膚のかぶれ、湿疹が出た時に湿疹・皮膚炎症のケアを目的に体の抵抗力をつけるために摂取されたりします。

その他アカツメクサは、植物エストロゲンが豊富に含まれているのでホルモンバランスを正常に保ち、痙攣の発作を抑える働きがあり、女性のPMS(月経前症候群)などに効果的です。

薬草剤としてのアカツメクサは、他の薬草(ゴボウ、Stillinngia、ゴールデンシールなど)とよく結合しますので、神経、潰瘍、乾癬、湿疹、鎮静に有効だと考えられています。
アカツメクサは子供にもやさしく作用しますし、特に呼吸器と皮膚の疾患に効用があることから、アトピー性疾患の子供に有効といわれています。
アカツメクサ(赤詰草) のその他(食品成分の付加説明)
アカツメクサは、ハーブサプリメントや薬草剤としての用途のほかに、花のエキスが美容クリーム(抗老化クリーム、ボディクリームなど)やローションに配合されることもあります。

また、葉と茎にはタンパク質 が多く、重要なアミノ酸を多量に含み、ビタミンAビタミンC が多く、 カルシウム 分にも富むことから、ペット(陸亀など)の飼料としても用いられます。
食品成分解説終了
(アカツメクサ(赤詰草))

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