サプリメント『活用の極意』!

 

 
by 小汚いじゅうべえ
つまんないことでイライラ!
  分かるよ。とっても分かる!

 

 

 

イライラ解消法

   

先日、神戸で入ったとある携帯ショップで、
窓口に立つ女性店員のあまりに横柄な態度に驚いた。


こっちはポイントの確認をしたかっただけなのだが、その主旨を説明しようと、
「いやね、1年程前に携帯を買い替えたんですがね・・・」
と話すわたしの言葉をさえぎり(「無視して」と言った方がいい)
「電話番号をお願いします」
「ご確認の為、生年月日をお願いします」

早くこの小汚いおっさんから開放されたい、という思いが露骨に現れており、目を合わさない、笑わない、やってやってるんだというオーラ、サービス窓口とは思えない、階段20段くらい上から見下ろす対応だった。
(もしも客が速見もこみちであれば、対応が180%違ったであろうことは容易に想像出来る)



確かにこちらも、よれよれの汗まみれのTシャツ、短パン、無精ひげ、人相の悪い目、ぼさぼさの頭、汗くさい、といった都会派ショップには似つかわしくないスタイルで突然訪問したことは申し訳ないと思う。
(あるいはよだれも垂らしていたかもしれない。)

そんなわたしを警戒したのだとしても、メーカーの顔であるべき窓口としては、せめて野良犬に対する哀れみの感情程度は持って欲しかったと思うのである。

(こんなイヤな思いをしたくなければジョギング中に携帯ショップに立ち寄ってはいけない、という教訓でもある)



その時イライラさせられたが、かくいう私の心の状態も案外淡泊。
どっちにしたった表面的な関係。わたしは、この表面的な愛想の悪さに変に心を振り回されない免疫力が案外ある、と自分では思っているのだ。







これは実は、長年修行を積んだ宅配野郎時代の経験から得たものである。

毎日100件以上も荷物を配達していれば、嫌な客というのは必ずあるものだ。


「午前中に待ってたのに遅かったわねっ!」
「ちょっと!玄関に入らないでよ!」
「この段ボール、凹んでるじゃないの!」
「不在票が入ってたので連絡したのに全然電話に出ないじゃないの!」

他にも、
一切口をきかない客。
印鑑がなく、サインも「代わりに書いといてくれ」とゴネる客。
不在で荷物を持って帰ったと起こる客。(置いていけ、と言うのだ)
代引きが高いと怒る客。(知らんがな)
「ヤマトさんは素晴らしい」と他業社を褒め、わたしをけなす客。


いろんな文句を言われたもんだ。
しかし、これは100件中どれだけ多くても3件以内である。
普通は1日に1件あるかないか。1%ぐらいのものなのだ。



宅配野郎の初期、わたしは一々これに腹を立てていた。

「くっそー、おばはん。こんど荷物の中のカボチャ、絶対カジっといたる!」
「おばはんが、美顔器使ってること近所中にバラしたる!」

などと一人軽トラの運転席でむなしく反撃してたものだ。




しかし、次の家に配達に行くと、そこでは何事もなかったように、

「まあまあ、ご苦労さん。今日も暑いですね。」

また次の家では、
「あら今日は随分早いわね。はい。ありがとう」

「どうも、ごくろうさん」

といった穏やかな反応が延々続くのだ。
(汗まみれ、よだれまみれという、先日のジョギング中に携帯ショップに飛び込んだ状況と同じであるにも関わらず、である。)

こうした愛想の良い人達が全配達先の7割以上だ。
(残りの2割は、どちらでもない無反応に属する)




大した問題でもないようなことでイヤな気分になった後、にっこり笑われることを3人も4人も続けられてごらん。
もうその時点で、心のイライラがスーっと引いていくのが分かるんだ。
(わたしが相当に単純でバカだからである)

さらにそれが10件も続くと、『いったい自分が何に腹を立てていたのか』さえ、分からなくなる。
確かに腹たってたしその内容も憶えているが、それが感覚として思い出せない。





こんなことを毎日繰り返してるとさ、
「イヤな思いと言っても、ちょっと愛想笑いされたくらいで無くなってしまうようなものに振り回されるのはやめよっ。」と思うようになるのだ。

いや、そんなことを意識しなくても、

「嫌な気分になる」(1〜3%以内)
「沢山愛想よくされて吹き飛ばされる」(70%)

ということをバカみたいにセットで毎日繰り返し、『嫌なことを沢山の良いことによって忘れさせられる』という経験を毎日のようにしていると、自然とイヤな思いをしても、「これは良い経験をした時、吹き飛ばされるものだ」ということが身体に染みついてしまい、「基本的に人生は素晴らしい」という楽観主義が芽生えることになる。






そんなこんなで、特に意識しなくても「嫌な気分」に過剰に反応しなくなってくる。うわべのイライラ感に振り回されなくなる、ということを身体で覚えていったのだ。

最もこれは「うわべの他人の愛想」に関する話であり、「表面的なこと」でしか通用しないことは、忘れないで欲しい。


宅配野郎というのは基本、非常にうわべ。人との距離は近いようで遠い。
深くその人の生活に入るわけでもなく、話をしたところで愛想話程度。
(とは言え、いろいろドラマはあったけどね)
基本的には、「荷物配達してくれてありがとう」と言われる立場。
そんな中で得たじゅうべえの実感なのだ。




「その軽いイライラ、数分後には簡単に消滅させることが出来るもの!」
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ということだけでも知っておいて損はないと思うぞ。




携帯ショップの女性店員も場数を踏んだプロフェッショナルなら、その後上品な紳士数人を相手にすることで、小汚いオッサンの相手をさせられたイライラ感を吹き飛ばしたことだと思う。


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 ◆本日の極意◆ → 軽い幸福感で吹き飛ぶ軽いイライラ、上手く飛ばせ!
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イライラ解消法 2006/8/19


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